2009年 10月 30日

引っ越し3

私は物に執着がないほう。
物を捨てるのが平気だ。たまったゴミ袋を見ると、ああ、こんなにいらないものが家からなくなるのかと思い、快感ですらある。 だけど捨てられないものがある。それは顔がついたもの。

ぬいぐるみや人形は捨てられない。だけど、とっといてもしょうがない。そういうものはみんなドーネーションセンターへ持っていくことになるのだけど、ドーネーションセンター行きの箱に入れるのも心苦しい。 ぬいぐるみの入ったバスケットの中からひとりひとり取り出して、このこは、連れていく、このこはドーネーションと分ける作業はいやなもんだ。娘に聞いたら、みんないらないよ。と平気な顔で言う。
「あなたには、娘がさんざんお世話になりました。だけど、娘はもう半分大人になってしまって、もうあなたと遊ぶこともないでしょう。新しい家族をまた楽しませてくださいね。ありがとうございました。」小声でくまこに話しかける。小声で。夫と娘に聞かれたら大変だ。気でも狂ったかと病院に電話されてしまう。あの人たちは物に魂がやどっていることを知らないのだ。「墓石に話しかけていったいなんになるの?」と墓参りもしたことがない科学の子たちなのだ。おれの家族の発言とは思いがたいが育った環境が違うので仕方があるまい。

「あなたが嫌いになったわけでは決してないのよ。」「あなたがうちに来てくれた日はうれしかったよー。」などとぶつぶつ言いながら作業する。冷静になって考えるとちょっと不気味だ。

ああ、うさこ。あなたは、エミリーが生まれる直前の赤ちゃんクラスにいっしょに参加したのだっけ。おふろに入れたり、おむつを替えたりする練習のために、赤ちゃん大の人形を持ってくるように言われてうさこを連れていった。そんなあなたとどうしてお別れできるでしょう。と、ドーネーションセンター行きの箱からうさこを引っ張りだす。やっぱり引っ越し先にいっしょに行きましょう。 
とはいえ、新しい家に着いたうさこは居場所がなく、ほこりをかぶらないように、ビニール袋の中にいれられて、クローゼットの奥にしまわれる。ドーネーションセンターに行って、新しい家族にもらわれた方がうさこにとってはよかったかも。 まー、どーでもいいんだけどね。
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# by akkohubb | 2009-10-30 00:04
2009年 10月 29日

引っ越し2

その引っ越しやさんは時給で請求するらしい。
では、自分たちで運べるものは、全部自分たちで運んでしまいましょう。引っ越しやさんには家具だけお願いしましょう。幸い引っ越しの2日前に入居可能となり、その2日でやっちゃいましょう。

私が箱や袋に詰めて、夫が運ぶ。つめる。運ぶ。つめる。運ぶ。
ケニオがあんなに働きものだとは知らなかった。前の家と今の家を車に荷物を積んで何往復したのだろうか。彼が向こうの家に荷物を置いてまた帰ってくるまでの間に、私は車いっぱいに乗るほどの荷造りをしておかなければならない。 ところが、なかなか進まないのよ。これが。古い写真がたくさん入った箱が出てきたり、アメリカに来たばかりの頃もらった日本の友人からのエアメールが出てきたり。ああ、なつかしい。娘が小さい頃に書いた手紙。「まま、ごめんなさい。まだおこってる?」こんな手紙をもらって、まだ怒る親がいるもんですか。ああ。かわいい我が子よ。今いずこへ。 クローゼットからは存在さえも忘れていた洋服が出てきて、ちょっと着てみたり。あら。いいじゃない。明日会社に着ていこうかな。そうこうしているうちに働きありさんと化した夫が帰ってくる。まだ荷造りができていないのか。どんどんやらなきゃ間に合わないとうるさい。

はいはい。わかりましたよ。ああ、思い出の品にうずもれながら思い出にひたることもできない、それが引っ越しというものなのね。
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# by akkohubb | 2009-10-29 12:14
2009年 10月 27日

引っ越し1

やや。ここはやはり盆暮れブログであったか。つぎの更新は暮れか。と思われた方もいらっしゃると思います。しばらく何をしていたかというと、引っ越しをしていたのでした。

今度の家はバスルームが2つあるので、これからは、朝の忙しいとき、ぜんぜん仲良くしたくないのに、家族3人仲良くバスルームに閉じこもって、毒ガス窒息地獄の中、化粧をしたり、歯をみがいたりしなくてもいいのだ。

と思ったら、一応、おれたち夫婦用と、娘&ゲスト用となっているにもかかわらず、歯磨き粉はこっちだ。化粧品はあっち。こっちはまだシャワーカーテンを買ってないから、シャワーをあびるのはあっち。ドライヤーはどっちだ。と狭い家の中バスルームの往復でうろうろする家族3人。バスルームが2つということは洗面用品をふたつずつそろえとかなきゃいけないっちゅーことだったのか。朝、自分のバスルームで化粧をしていたら、向こうの方で娘の悲鳴が。夫がわざわざ娘のトイレで用を足し、毒ガスを充満させたらしい。いやがらせなのだろうか。

というわけで、バスルームが2つになっても、何も変わらない我が家の朝なのでありました。
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# by akkohubb | 2009-10-27 13:58
2009年 10月 15日

ケニオのママ

ケニオの母に、かわいい。という日本語を教えた。 Oh カワイ〜。


日本の赤ちゃんを見て、やさしい母は気を使って日本語で、
コワイ〜。コワイ〜。を連発していたけど、赤ちゃんの母親はちょっとむっとしていた。
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# by akkohubb | 2009-10-15 14:54
2009年 10月 09日

仲良しファミリー  でもなぜかだれも笑ってません。

うちはバスルームがひとつしかありません。
日本ではめずらしくもなんともないけど、こちらではそういう家もめずらしい。

朝ケニオが便座に座っている横で、私が例によって目をぐりぐり描き、その横でティーンエイジャーの娘が剛毛をヘアーアイロンで伸ばしてる。その横にねこがシンクの水を飲みに来る。 ぎゃー。わざわざ今うんちしないでよー。ぎゃー。くさい。ぎゃー。きもい。 小さいバスルームに3人できつきつになっているところにもってきて毒ガスにやられてちっそく状態。しかも毎朝。
3人いっしょにバスルームを使う仲良しファミリー。 でもなぜかだれも笑ってません。

ねこがねずみをくわえたまま家の中に入ってきてしかも放して逃がしてしまいました。
ねずみが冷蔵庫の下に。 ぎゃー。きもい。夜になっても出てこない。しかたないから今日はこのまま寝ることにしましょう。 そしたら夜中に娘が部屋に入ってきて、「今寝ようと思ってベッドに入ろうとしたらブランケットの中にねずみがいたあぁぁぁ。」と半泣き。しかたないからとりあえず今日はここで寝なさいと、ひとつのベッドに3人できつきつになって寝る仲良しファミリー。 でもなぜかだれも笑ってません。

狭くて、きつくて、暑くて、きもくて(娘の談)だれもよく眠れない。みんな不機嫌。そして迎えた朝はまた、ちっそく小屋地獄へと続く。
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# by akkohubb | 2009-10-09 12:25
2009年 10月 02日

2週間解毒キット

みなさま
快感にもいろいろありますが、排泄の快感ほど満足度の高い快感がありましょうか。

便秘による腹痛から生死の世界をさまよった経験があるため、それ以来食べ物や、水を飲むといったことにとても気をつけていますが、病院で検査を受けたところ、(小さなビーズみたいな粒100個くらい入ったカプセルを飲み込んで数日後にレントゲンでその粒の位置を確認するという検査)腸の動きがあまりおもわしくない体質であると不本意な結果をもらってしまい、でもなんとかしていったん腸の中をきれいにしてみたい。と思っていたところ、Trader Joesで見つけてしまいました。2週間解毒キット。

結果から申しますと、すばらしかった。
あぁ、私の腸のかたちとはこういう形なのね。あぁ、私の腸の長さはこれくらいだったのね。というしろものが食べたら出る。おしりをまわしながら排泄したら、きっとまんがにでてくるようなソフトクリーム状になるでしょう。食べたらすぐ出るところてん式解毒法。幸い、数年前うんこ記念日を迎え、公共のお手洗いでも排泄できるようになったわたくし。毎食後するりと、どこでもところてん排泄。すごいよ。そんでもってお腹の中に留まってないからくさくないのだ。 みなさま。健康な排泄はくさくなかったって、ご存知でした? お腹もぺっちゃんこよ。わはは。わはは。

そして2週間がすぎ、解毒期間は終わってしまった。
今日お手洗いに行ったら、またうさぎのころころにもどってしまった。そんでもってくさかった。


って、だれも聞きたくありませんわね。こんな話。失礼しました。
特にお食事中の人、失礼しました。
特に、ところてんかソフトクリームを食べていた人、大変失礼しました。
カレーの人...... しつこいですね。もうやめときます。
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# by akkohubb | 2009-10-02 14:28
2009年 09月 23日

デカ目メークだって。

youtubeでアイメークの仕方なるものを見る。
若くてかわいい(だけど好みではない)女の子がデカ目メークを教えてくれる。
へぇぇ。まず、アイシャドーを塗ってからアイラインを描くのかぁ。
他の人のメークも見てもみんなその順番だ。知らなかった。おばさんは、あなたが生まれる前から化粧をしているのにずっとまずアイラインを描いてからアイシャドーを塗っていたわ。
アイラインを入れる。目の周りをこれでもか、これでもかってくらいペンでぐりぐり描いていく。まぶたをひっくり返して、まぶたの裏にも描くんだよ。ぐりぐり。目のまわりをペンで囲んで、どこまでが本当の目なのかわからない目くらましの術だ。 仕上げはマスカラをまたもやこれでもか、これでもかってくらい塗って 「はい。デカ目になったよ。」だそうだ。たしかに。どこまでが本当の目だかわからん。
で、さっそくおばさんもやってみました。ぐりぐり。ぐりぐり。ちゃんとまぶたもひっくり返して裏もぐりぐり。なんだかデカ目メークというより東八郎の酔っぱらいメークか、はたまたdeath noteのエルってかんじがしないでもないが、まぁ、たしかにどこまでが本当の目なのかわからないかんじ。 ちょっといいかんじよ。
「いってきまーす。」これで会社に行こうとしたら、ケニオが、「あまり眠れなかったんだね。疲れた顔をしている。」と検討ちがいなことを言う。これは、目の下のくまではないのだ。流行のデカ目メークなのだ。わかってないな。まぁいいけどよ。

ところがその日、なんと3人の人に「今日、疲れてるぅ?」と聞かれてしまった。
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# by akkohubb | 2009-09-23 13:53
2009年 09月 18日

どっちが親切?

こういう髪型にしたい。とリクエストする。
「それは似合わないからやめておきなさい。あなたにはこっちのほうが絶対似合うから。」
と、似合うほうの髪形にしてくれる美容師と、結果あまり似合わなくても、私がリクエストしたとおりにだまってやってくれる美容師、どっちが親切?
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# by akkohubb | 2009-09-18 10:55
2009年 09月 13日

ファッションセンス皆無な男

朝、出かけようとしたら、夫ケニオが、
「今日の服、いいねぇ。」とほめてくれた。

ええぇぇ。すごい不安。 着替えたほうがいいかな。
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# by akkohubb | 2009-09-13 08:09
2009年 09月 08日

バナナ

バナナを買っておくといつの間にかなくなっている。
学校から帰って1本、バレーボールの練習から帰ってまた1本。さるのようにバナナにかぶりつくエミリー。 なんていいおやつなんでしょう。栄養もあり、しかも安い。1本19セント。これなら家庭内飢饉の我が家でもいくらでも買ってあげられるわ。と、また買ってくる。
「エミリーがこんなにバナナが好きだとは知らなかった。エミリーはバナナが大好きなのね。」 バナナにかぶりつく我が子に問いかける。 「そんなに好きじゃないよ。」と不機嫌に答える娘。家に他になにもおやつがないからしょうがなく食べているんだそうだ。 そうだったのか。そりゃ、失礼しました。

この夏Lake Tahoeにキャンプに行った。
すごーくすごーく楽しかった。「あっこがそんなにキャンプが好きだとは知らなかった。あっこはキャンプのバケーションが一番好きなんだね。」と夫ケニオ。 「そんなことないよ。」豪華ホテルに泊まるバケーションの方が好きに決まってるだろう。豪華ホテルに泊れないからしょうがなく外で寝ているのだ。
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# by akkohubb | 2009-09-08 09:44