あっこのおれおれ主義

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2007年 08月 30日

日本語レベル2 - 生姜臭

今週から学校がはじまってエミリーはハイスクールになった。 娘が高校生・・。 そりゃあ、おれの顔にしわも増えるわけだ。月日の経つのはなんと早いことよ。

学校からエミリーがふるえあがって帰ってきた。「日本語のクラスがえらいことになった!」 
彼女は第二外国語に日本語を選んだ。読み書きはできないが、ふつうにしゃべれる。 勉強もしないでいい成績がとれるクラスがひとつあるのは楽だよね。 本当はレベル3に入りたかったのだが、1年生は入れません。ということでレベル2に。 そしたらいきなり初日に書きテストがあったらしい。「みんな他の生徒はしゃべれないくせに、カタカナとか書いちゃうんだよ。」 そして我娘はカタカナはおろか、ひらがなも書けず先生に、レベル1のクラスに移ってもいいですよ。と言われたらしい。 そして宿題の漢字のプリントをもらって帰ってきた。 そこには小学生の時に日本語学校を断念した原因となった「岩」「男」「森」などの漢字が。 「ひえぇぇ。ど、どうするのだ。エミリー。」「ひぇぇ。ど、どうしよう。ママ。」
どうしようもこうしようもなく、とりあえず明日までにひらがなとカタカナをマスターしなければ授業についてゆけん。 あー。今頃になって単語帳にあいうえおを書かされるとはおれも思わなかったぜ。エミリー。 あ、そうだ。ケンがほっぽらかして使わない日本語のテキストがあったっけ。あれをやらせよう。
そして彼女はすごい集中力で1時間でひらがなとカタカナを覚えてしまったと得意げになった。じゃあ、ママが言ったことを書いてごらん。
パイナップリ
ツンガポール
おしい。おしいけど、ちがう。 じゃあ、今度は読んでごらん。おれは洗濯物をたたみながら彼女のひらがなの音読を聞いていた。
メアリーさんはアメリカ人です。
たけしさんは 生姜くさいです。
生姜くさいたけし。もしかして小がくさいのか。いやいや、大もくさかろう。 そんなわけねーよ。 きっとたけしは小学生なんだろうな。 エミリー。大丈夫なのかっ。
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by akkohubb | 2007-08-30 13:37
2007年 08月 26日

からだの不具合。-40女の叫び

友達の子供、双子のゆうとあいがなわとびであそんでいた。 二重とびの練習をしているようだ。 

「ちょっと、かしてごらん。私、小学生のとき、すっごく上手だったんだから。二重とびなんか矢吹ジョーみたいにうでが疲れるまでいくらでも飛べたわよ。」 9歳のふたりが矢吹ジョーを知っているとも思えんが、えぇぇ。やって。やってぇー。とふたりは尊敬のまなざしを丸くした。

ぴょん、ぴょん、2回ほど反動をつけてあとは、しゅっ、しゅっ、しゅっ、・・・・と続くはずだったのだが、ぁ。 おれはしっきんしょーだったのだ。 3回目のしゅっで、ちょろっとなってしまった。 いや、もう一回やってみようではないか。ふたりがおれを見つめている。
ぴょん、ぴょん、しゅっ、ちょろ。
ぴょん、ぴょん、しゅっ、ちょろ。
ぴょん、ぴょん、じゃー。 ひゃぁ。
あぁ、だめだ。これ以上飛ぶことはいくら分厚いジーンズといえども危険すぎる。 けっきょくおれは2回以上飛ぶことなく二重とびを断念したのであった。横で見ていたエミリーがなぁんだ。ママ、できないんじゃない。と笑っている。 ゆうとあいも笑っている。

ちがう。ちがうのよ。これはただのからだの不具合なのよ。本当はできるのよっ。うでが疲れるまでできるのよっ。という心の叫びもただむなしい。
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by akkohubb | 2007-08-26 01:39
2007年 08月 24日

D夫人の服

先日ケンの実家で偶然お会いした、パパとママのお友達、Dさんからパパを通して連絡をいただいた。 Dさんは最近奥さまを亡くされたばかり。 D夫人の大量の洋服の始末に困っているのだそうだ。 そしてD夫人と体形がちょうど同じくらいの私に欲しいものがあったらもらってほしいとのこと。 まだ着ていないものや、思い入れのあるものがあって、ドーネーションセンターにそのまま持っていく気にもならず、かといって、娘や友人ではサイズがあわず、どうしたものかと思っている時に私に会ったそうだ。
ありがたいお話じゃぁありませんか。 ありがたいおはなしなんだけどぉー。なくなられたD夫人は70歳をすぎていてぇー。ちょっとジェネレーションギャップが大きすぎてぇー、私が欲しいと思う服はないんじゃないかなー。でも、欲しいものなにもありませんでした。と、手ぶらで帰るわけにはいかないしぃー・・・。お金持ちのアメリカ人のおばあさんの洋服の趣味ってだいたいふたとおりに分かれる。 とにかくお金がかかってる、ゴージャスなコンサバ派。金ボタンとか好きよね。 それか、すごくナチュラルなコンサバ、ファーマーズマーケットファッション派。LLBeanのカタログから抜け出たような格好。 おれはどっちも苦手。
週末ケンといっしょにDさんの豪邸に伺う。 ウォークインクローゼットの中には、あるわ。あるわ。洋服がいっぱい。こっちの部屋にも。あっちの部屋にも。 彼女の趣味は後者であった。
Dさんに勧められるまま、いろんな服を着てみる。おばさんみたいと思って敬遠していたコンサバの服がなんとおばさんになったおれにすごく似合う。 あぁ。おれは本当はこういう服を着ると似合う年頃になっていたのだ。 その日着ていた若者の店で買った服よりずっと似合うじゃないか。 かと言ってそれをいただいていって着るかと言うと着ないであろうなぁ。 
それにしてもDさんのベッドルームはなんてきれいなのでしょう。 きちんとベッドメーキングされていて、観葉植物もお花もきれい。洗面所も清潔なタオルがきちんとかかっていた。 DさんはD夫人との生活をとても大切にしていらっしゃるのだな。 D夫人が亡くなってもそのままの生活をきちんと続けていらっしゃるのだな。 棚の上には、D夫人の写真が飾ってある。 70歳を超えているということだが、とてもチャーミングな美人だ。 パパとママにきいたところ、この夫婦はどこに行くにもいっしょ、なにをするにもいっしょのらぶらぶ夫婦だったらしい。
彼にとっては、部屋の観葉植物も、D夫人のティーシャツも全部大切な思い出の品なのだ。 だから枯らすわけにはいかないし、捨てるわけにもいかないのだ。 それを私に・・・。 いや、「私」だからじゃなく、自分の「親友」の嫁だからだ。 色別にきちんと整理されたスカーフやまだタグのついた洋服を見ていたらなんだか涙がでそうになる。 あぁ、この人はこんなに早くDさんを残して死んじゃうなんて思ってもみなかったんだろうな。 今日は適当に選んで適当にいただいて帰ろうと思って来たけれど、それはとてもいけないようなことのような気がした。  
だからすべてのクローゼットをちゃんと見ました。100万枚の服の中から絶対着ると思うものを真剣に5着ほど選んでDさんに見せた。 おお。これはアフリカに旅行した時に着たものだ。 おお。これは彼女のお気に入りだと解説がある。 そしてすごく喜んでくれた。 

自分で店では買わないであろう、黄緑色のジャケット。 さっそく会社に来ていったら、きれいな色だとほめられた。 D夫人。お会いしたこともないあなたのジャケットを私が着ている不思議。大切に着させていただきます。  
「そのジャケット私のほうがずっと似合うわ。」とD夫人が思って見てるよね。 
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by akkohubb | 2007-08-24 15:13
2007年 08月 18日

マリの家族

日本からマリのパパとママがいらした。

学生時代、卒業前の3ヶ月間、私はマリの家に住まわせていただいていた。 マリのパパとママは私にとって、親のような存在だと勝手に思わせていただいている。
当時、学校が休みの日にマリと昼までごろごろと寝ていてよくママに怒られた。
「マリちゃん、あっこちゃん、いつまでもごろごろしてないで合コンやサークル活動にでも行って来たらどうなのっ。」 と、ママは有名大学の名前を出した。 本当だ。あのとき、ママの言うことをちゃんと聞いて、積極的にあの大学の青年と仲良くしておけば今頃は・・・。 いやいや。おれさまの今の生活、なんの不満がありましょう・・・。
それでもママに勧められるまま、サークルらしきものにちょっと入ろうとしたこともある。 サークルに入るにはこの用紙を記入してください。だって。質問事項がたくさん書いてある。 *あなたは芸能人のだれに似ていますか。 だってよ。 くだらない質問だぜ。 おれさまはさんま。(歯列矯正前。でっぱであった。)マリは郷ひろみ。(眉毛ぼーぼー)二人で相談してそれぞれ記入した。 そのサークルから連絡はなかった。  そしてとうとう卒業まで、どこの大学のサークルというものにも入らないまま、いつもマリと家でごろごろと過ごしてしまった。  あぁ、なつかしい。 とにかく、マリの実家で過ごした3ヶ月は私の40年の人生の中の楽しかった思い出ベスト3に入る。 それほどマリの家族にはよくしていただいたのであった。

久しぶりにお会いするパパもママもぜんぜんお変わりない。
「マリちゃんとあっこちゃんが好きなものをなんでも頼みなさい。」とおすし屋さんに連れてっていただく。 今日はケンもエミリーもいない。 こうしてパパとママとマリといっしょにいると、なんだか自分はまだハタチなのではないか。 という気がしてくる。 

帰りの車の中でもずっと幸せな気分は続く。そうだ。マリのおねぇちゃんにも電話しよう。
今日どんなに楽しかったか、報告しよう。
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by akkohubb | 2007-08-18 14:40