あっこのおれおれ主義

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2007年 02月 26日

針山登山 滝に打たれる修行僧

軽い気持ちで山道に散歩に行ったら、それは、ただの山でなく、はてしない針山であった。しかも、途中で滝があり、ごーごー滝にうたれ、吹雪にあい、ようやく命からがら下山した。

っつぅようなできごとがあった!

人材派遣もやっているわたくしの勤める会社に、日本語通訳者を探しているとの依頼があった。いつも頼む通訳さんの都合がつかなかったので、今回わたくしめが軽い気持ちでひきうけた。 クライアントはアメリカの車やさんで、日本から、大切なお客様(こちらも車やさん)がみえるらしい。 係りの人に一応確認する。 技術的な通訳はできません。 技術の通訳ではありませんよね。 今回は会話程度だという返事。それならまかせて。 本当に軽い気持ちで散歩に出る。

会議室には、こちら側に7,8名、日本からのお客様側に4名。 なんと、これは、会社間の取引のための重要な会議であった。 (やややっ。この山道はただの散歩道ではないではないか。と気づいたが時すでにおそし。)

ITDは使わない方向で開発するはずだったのに、いまさらITDを使うとは。 ITDとは。なんだろうか。 TTDの関数がMMIというのはどういうことか。 

話の内容がさっぱりわからんちん。 よって訳せない。 全員の冷ややかな視線が針のよう。 えー。うー。あー。って、おれは年寄りの政治家か。 この通訳じゃはなしにならん。と思ったお客様、自分たちで英語で話す。 おれが訳すよりよっぽど、話がわかりやすい。 依頼主のマネージャーはおれに完全に背を向けた。 ひぇぇ。おこってる。 そりゃそうだ。

この辺から、滝がごーごーと流れておれの頭を直撃する。まったく的を得ない私にかわって、 日本語のできる中国人の技術者が、すべてのことを運んでくれた。 なんだよー。いるんじゃないの。いるんじゃないの。日本語のできる技術者が。 こうなると完全に、 およびでない。 あんた、なんでここにいるの?状態。ランチの休憩の時にもう帰っていいといわれるかと思ったら、ミーティングはランチを食べた後までまだ続く。 緊張と萎縮とで、英語もいつにも増して下手っぴーになる。 その後も針の山道はまだまだ続く。そのうち吹雪に。

命からがらなんとか下山して、やっと自分のオフィスに帰ったのはもう4時であった。 やっと帰り着いたら、社長が、さー、今日の通訳代をがっぽり向こうに請求してくださいね。と張り切っている。 ひえぇ。 どのつらさげて、通訳代をくれなどと言えましょうか。 逆に今日のランチのサンドイッチ代を払ってくれって言われちゃうよ! しかも、自分の今日の仕事が机に山積み。 下山したと思ったら、山道はまだまだ続くのであった。
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by akkohubb | 2007-02-26 17:19
2007年 02月 16日

今日の日記

今日は会社を休んじゃった。

あれもやろう。これもやろう。と今日1日の計画をたてる。

まずはバスケット2つからはみだした洗濯物を何とかしよう。今日、子供は靴下がないといって、左右ちがう靴下を履いて学校にいった。 洗濯機をまわしながら、掃除機をかける。 じゅうたんにこびりついたしみをしみ取り洗剤で丁寧にふきとる。 冷蔵庫にジュースがこぼれてべたべたになっているのもずっと気になっていたんだっけ。 それもきれいにする。 古い使わない調味料などを全部捨てる。 そんでもってお手洗いと風呂をみがく。 
確認しようと思ってそのまんまになっている覚えのない請求書を電話をして確かめる。 8枚もたまってる小切手を銀行に持っていく。 学校の書類にサインをする。 歯医者に歯のクリーニングの予約を入れる。
あー。まだまだやりたいこと、いっぱいあるよ。 今日中にやらなきゃ、今度いつやれるの?
そうこうしているうちに子供を学校に迎えに行く時間になる。 3ヶ月前までこうして毎日子供を迎えに行っていたんだよねー。 しみじみ。
ケンが帰ってきて、いっしょに最近入ったスポーツクラブに行く。 道中、今日という日がどんなに生産的であったかを話す。
サウナに入って、汗を流す。 あぁ、今日という日はなんとよい1日であったかと思いかえす。
でも、本当はまだまだやりたいことがあったのだ。 
今度の休みは 髪を切ろう。 ネイルサロンにも行きましょう。 お友達とランチもしたいじゃないの。

家に帰ったら、 お宝を持ってノリが遊びに来た。
華麗なる一族のビデオと、A男からまわってきた雑誌がいっぱい。 お茶をすすりながら、わははばなしをする。 3ヶ月前まではこうやってしょっちゅう会ってわははばなしをしていたんだよねー。しみじみ。

それにしてもなんてよい日だったのだろうか。今日は。
そして今日はまだ終わっていない。 これから、雑誌を読みながら風呂にはいろうか。 それとも華麗なる一族を見ちゃおうか。 とりあえず、ビールを飲もうかな。
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by akkohubb | 2007-02-16 16:12
2007年 02月 13日

ポリシー

多民族の国に住む者として、私がこれだけはしないように気をつけていることのひとつに、 人の食事に きゃーとか、げぇー。とか言わない。 っつぅのがある。 
げぇー。あんなもの、食ってるよ。と陰で言うのはよし。 鳥の足の指、魚の目玉、かえる、かたつむり・・・。  だけど、今まさに、それを食べようとしている人に向かって否定的なことを言うのは、あまりにも失礼というもの。 食生活はそのまんまその国の文化、その人の育ちだもんね。
だから私があつあつのごはんに納豆&小魚で、わーい。いただきまーす。とわくわくしているところに、夫が うげぇー。だの、おえぇー。だの言って横から出てくると、ほんと、あたまにきちゃうの。 お前の生焼けハンバーガーにおれが、おえぇだの、うげぇ。だの言ったことがあるかってぇの。  この前はイカの塩辛を見て、きゃぁー。と女のような悲鳴をあげていた。

オフィスのインド人の女性。とってもいい人で、いつもランチやおやつを分けてくれる。 見た目や匂いがちょっとあやしくても、せっかく勧めてくださるもの、とりあえずなんでも食べちゃえ。 ホームメードのカレーはいつもおいしい。 おやつのスナック菓子ももちろんカレー味。 
そして今日食後に彼女が出してきたものは、瓶に入った黒いちいさな粒であった。 見た目は正露丸、うさぎのふんにそっくり。 瓶のふたをあけてびっくり。 においが人間のふんにそっくりであった。 うげぇー。思わず言いそうになるのをがまんする。 いけない。おれさまのポリシーは人サマの食べ物に否定的なことを言わないことじゃなかったか。 それにしてもすごい匂いだ。一粒つまんで口にいれる彼女。 「これは食後に食べるといいの。消化を促すのよ。」 と、またもうひとつ食べてる。 こんなものを食べないと促されないなら、消化なんかしなくていいです。というほどくさい。 でも勧められたものは喜んでいただくのがおれさまのポリシー。 ひとつつまんで口の中に放り込む。

うげぇー。
においにそっくりな味であった。 失礼とか、食文化とか、ポリシーとか、どうでもいいほど、まずいのであった。 
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by akkohubb | 2007-02-13 16:33
2007年 02月 02日

怪談 4

その恐怖の出来事は朝早く、まだ家族のものが寝ている頃、草木の起きだす寅三つ時に起こったのでございます。

髪をとかそうと、洗面所の一番下の引き出しをあけ、ブラシを取り出した時、ブラシの下になにか動くものが見えたのでございます。 はっ。と思い、もう一度覗き込むと、そこには顔中の血管を浮き立たせたしわだらけの老婆の妖怪がおり、血走った目をしてこちらをにらんでいるのでありました。

きゃああぁぁぁぁああぁ。 わたくしは声をあげました。 だ、だれなの。 
わたくしのそばでじゃれついていたねこは、叫び声に全身の毛を逆立てています。 わたくしは一度は、あわてて引き出しを閉めましたが、もういちど、そぉーっと開けて老婆をさがしてみたのです。老婆と再び目があったわたくしはそのまま金縛りにあい、老婆の力によって動くことができないのでした。もう少しで意識を失うところで老婆がどこかへ消えていったのでございます。


この恐怖の体験をあなたも。
鏡を床の上に置いて上からのぞきこんでみてください。
20年後の自分に会えます。顔中の血管が浮かび上がり、しわの予備軍が本物のしわになってうかびあがります。 それは、それは恐ろしい体験です。 目を見開いてみてください。 恐さが倍増します。   



*恐怖体験対象年齢-30代後半以上
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by akkohubb | 2007-02-02 14:20