あっこのおれおれ主義

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2007年 02月 02日

怪談 4

その恐怖の出来事は朝早く、まだ家族のものが寝ている頃、草木の起きだす寅三つ時に起こったのでございます。

髪をとかそうと、洗面所の一番下の引き出しをあけ、ブラシを取り出した時、ブラシの下になにか動くものが見えたのでございます。 はっ。と思い、もう一度覗き込むと、そこには顔中の血管を浮き立たせたしわだらけの老婆の妖怪がおり、血走った目をしてこちらをにらんでいるのでありました。

きゃああぁぁぁぁああぁ。 わたくしは声をあげました。 だ、だれなの。 
わたくしのそばでじゃれついていたねこは、叫び声に全身の毛を逆立てています。 わたくしは一度は、あわてて引き出しを閉めましたが、もういちど、そぉーっと開けて老婆をさがしてみたのです。老婆と再び目があったわたくしはそのまま金縛りにあい、老婆の力によって動くことができないのでした。もう少しで意識を失うところで老婆がどこかへ消えていったのでございます。


この恐怖の体験をあなたも。
鏡を床の上に置いて上からのぞきこんでみてください。
20年後の自分に会えます。顔中の血管が浮かび上がり、しわの予備軍が本物のしわになってうかびあがります。 それは、それは恐ろしい体験です。 目を見開いてみてください。 恐さが倍増します。   



*恐怖体験対象年齢-30代後半以上
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by akkohubb | 2007-02-02 14:20


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